イベント概要
「Digitech Quest」は、学生が企業の抱える課題に対してITの力で解決策を創出するイベントです。
デジタルトランスフォーメーション(DX)というITを活用した新たなアプローチを通じて、学生たちは実際の企業課題に挑戦しました。
DXやAIについての基礎知識を学ぶインプットトークや、参加学生をサポートする20代・30代中心の若手経営者によるサポーター制度など、学生が安心して挑戦できる環境が整えました。
2日間に渡るインプットと課題抽出
DXとは?という基礎知識を実際のビジネスの実例に基づいて学ぶ時間がありました。実際にヒアリングを通して課題を抽出し課題解決をするためのフレームワーク(思考法)についてのワークも行われました。
AIの基礎知識と活用方法
そもそもAIってなに?を歴史から紐解き、種類と基本的な使い方についてを解説しました。
実際にAIを活用している様子をプロジェクターへ映し出し参加した学生をはじめ教授、サポーター役企業の皆さんで各個人の手元のPCでもそれぞれ同じように操作をして体験する時間がありました。
AIは生産性を高めるアイテムとして重宝されはじめていますが、情報の正確性や倫理的な課題も注意する必要があり実際に活用する際の注意点や対策について解説しました。
解決策のプレゼンテーション(提案)当日
各チームが課題抽出から実際の提案(プレゼン)まで約2週間で準備。
学生生活もあるため、試験期間の方やアルバイトなど各個人が時間を捻出してチームでオンラインMTGを行うなどゴールから逆算したスケジュール設定やメンバー間の調整なども積極的に行われていました。
イベントの成果
学生たちは、企業とチームを組み、課題解決に向けて熱心に取り組み、実践的な学びと経験を得ることができました。地域に根差した課題に取り組む中で、宿泊施設のリアルな課題やニーズへの理解を深め、企業におけるDX推進の現状と課題を把握することができました。また、チームワークやコミュニケーション能力を高め、起業や新規事業開発に必要なアイデア創出能力を養うことができました。
これらの経験を通じて、学生たちは地域産業の発展と起業家精神の向上に貢献しました。
- 人材不足を解消し得る「フロント業務効率化」
- 報連相の課題を解決する「自動報告システム」
- リピーター獲得に繋がる「顔認証を活用した顧客管理システム」
これらの提案は、その現実性と学生ならではの柔軟な発想で、企業側にも新たな刺激を与えました。
【学生の声】
講義をはじめ、イベント全体の満足度平均は4.88点(5点満点)と非常に高く、参加学生の約96%が「また来たい」と回答しました。
学生からは、「DXとは何かを学び、問題を抽出し、課題解決までのプロセスを学ぶことができた」「実際に企業の人から詳しいフィードバックをもらえたことが良かった」「社会人になる前にとても良い経験ができた」といった声が寄せられました。
提供:株式会社sunU
【2024年Digitech Quest イベント詳細】
主催 | 岐阜大学社会システム経営学環 地域ラボ中津川 |
企画/運営協力 | 株式会社ウォーカー |
メインスポンサー | マルワソフト株式会社 |
サポート企業 | 株式会社UMITSUKI 合同会社TOLAFF INO AI |
課題提供企業 | 株式会社sunU |
日時 | キックオフ 8月12日(月・祝)、8月13日(火) / 審査発表 8月25日(日) |
場所 | 岐阜大学 |
対象 | 全国の大学生・大学院生・高校生 |
詳細 | 「Digitech Quest」特設サイト |